フォトグラメトリーモデルをどうやって活用するかとか
2020 / 4 / 19

フォトグラメトリモデルのいいとこ
- 自動でメッシュを生成してくれる
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メッシュに自動でテクスチャがついている
- よくもわるくもテクスチャがついてる
- 自分でモデリングしなくてもいい
フォトグラメトリモデルのわるいとこ
- 形状がリアルなものに限られてしまう(ローポリにしにくい)
- テクスチャに縛られてしまうため、リアル寄りの表現になってしまう
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3DCGらしいリアルでないものを作るということができない
- なので、できるだけ非リアル要素と組み合わせることでいい感じになるのではと思っている
何に使うか
- 流体シミュレーションの障害物として
こんな感じ
💧 水です pic.twitter.com/3WM4JSamLk
— youkan (@nakanasinokusa) July 1, 2019
流体シミュレーションは下に地面があると屈折がとてもきれいに出るので、かなりいいと思った。
こういうふうな感じにトリックとして使えるのもいいのかも
つまり画像に見えて、メッシュですというのは、一つの面白さだもん。
こういう感じにwebmapと組み合わせれば、かなりリアルにもなると思う。」
Playing around with #FLIPFluids, a photoscanned cliff face, and dynamic paint wetmaps!
— FLIPFluids (@FlipFluids) January 25, 2020#b3d
pic.twitter.com/gmmMwVkM86
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モーショントラッキングなどの応用として使用する
- 実際にメッシュがあるためうまいこと応用してあげられると思う
- つまり非リアルをうまくなじませるためにリアルをいっそモデル化してしまうということをすれば、3DCGの論理で進められるのでシームレスでうまくいくと思う
- ただ、フォトグラメトリモデルは結構破損しやすいので、その直し方や、視点の撮り方、フォトグラメトリの工夫が必要になるかも。
いまいち、わかりにくくなってしまっていると思うのだけども、
フォトグラメトリのモデル + 3DCGモデルを共存させることで、モーショントラッキングや、画像の合成と同じことの応用を行うということで、
例えば、木をスキャンしたとして、木の裏にキャラクターがいて、ひょい!って手だけ出してくれるとか、そういうのは、本来はモーショントラッキングとかではマスキングしないといけないのだけども、メッシュとして景色が存在して入れば、そういう必要がないから、もっと応用性の高いことができる!ということ。
ただ、フォトグラメトリのモデルは、結構破損したり、そもそも生成に結構時間がかかるのと、結構面倒くさい手順が必要なので、そこまでしてうまくいくかわからないことをするかという問題点がある。
フォトグラメトリは、結構生成してみないとどういうものになるかがわからないので、そういうとこはリスキーかも。
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流体シミュレーションの流体として。それをもとに流体シミュレーションを行う。
- 例えば、シカとかサイの置物を元にして、それを流体シミュレーションの種に使うとかですね。
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どうにかして足りないところの風景を補う手段があるとかなりいいかもしれん
- どうしても空とかあいまいな建物が並んでいる箇所は写せないことが多いので、そうしたい…。
テクスチャのイラスト風加工を行いNPR風にする
FotoSketcherやPhotoShopなどを使用してイラスト風の加工を行う
今はアプリでもそういったものも多いから試してみるといいかも
ただ、フォトグラメトリのモデルのテクスチャはかなり大きいので、アプリに容量制限とかあると面倒かもしれん…。
フォトショを使ったイラスト風加工の記事も結構あるので、一回試してみたいですね